KVMを使った仮想OS設定手順について

KVM を使った仮想OS設定手順についてのメモです。
KVM*1 は CPU の仮想化支援機構を使って完全仮想化を実現するツールです。
今回はホストOSに Xubuntu 10.04、ゲストOSに Debian 3.1 Sarge*2 を使用しました。
KVM のインストールや設定については下記のサイトを参照させていただきました。

ホストOSの環境

今回は MacBookXubuntu という環境で作業を行いました。(MacBook のハードディスク内に Xubuntu 用のパーティションを設定し*3、インストールしました。)

Xubuntu のインストール手順についてはこちらをご参照ください(インストール先ディスクの設定はお使いの環境にあわせてください)。

*1:KVM の概要については、@IT:Linux標準の仮想化技術「KVM」の仕組み(1/2)が参考になります。

*2:最小構成のものを使用しました。バージョンが少々古いですが、軽量なゲストOSを複数稼働させることを目標としているので、こちらのOSを選択しました。

*3:筆者のMacBook(2006年末購入)では OS X 10.6 を使用していますが、以前は Tiger(10.4.11) を使用していました。その頃にコマンドラインツールでパーティションを分割し、別パーティションLinuxをインストールしていました。今回はXubuntuを ライブCDから起動し、Linuxがインストールされていたパーティションを削除してからインストールを行いました。Tiger(10.4.11)でのパーティション設定の方法についてはこちらのサイトが参考になると思います。

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VirtualBoxを使って仮想OS(Xubuntu)を設定する手順について

Mac OS X 用の VirtualBox を使い、仮想OSを設定する手順についてのメモです。VirtualBox は個人目的、教育目的、評価目的の場合に無償で利用することができます。
仮想OSには Xubuntu を使用しました。Xubuntu はデスクトップ環境として動作が軽いXfce を使用しているため、リソースの限られた環境での使用などに向いています。

ホストOSの環境

今回作業を行ったホストOSの環境です。

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Automatorを使ったファイル名の変更方法について

Mac OS X Snow LeopardAutomator を使い、複数の画像ファイル名を一度に変更する方法についてのメモです。

キーボードの 「cmd」+「shift」+「3」 もしくは 「cmd」+「shift」+「4」 を同時に押すことでPNGファイルのスクリーンショット*1をデスクトップに作成することができます。
スクリーンショットファイルの名前には作成日時が含まれるようになっていますが、次の画像のようにいくつか空白が含まれてしまいます。

空白が含まれない連番のファイル名になっていると、インターネットにアップロードする際などに便利です。

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Ubuntu で root ユーザのパスワードを設定する方法

Ubuntu のターミナルソフトを使って、アクセス権のない設定ファイルの編集などを行う際は、root 権限が必要となりますが、インストール直後の Ubuntu には root ユーザのパスワードが設定されていないので、下記の方法で設定を行います。

$ sudo passwd root

上記を実行すると、まず、現在ログインしているユーザのパスワード入力が必要になります。その後、root ユーザのパスワードを入力して設定します。