VirtualBox でのブリッジ接続設定手順について


前々回のエントリーにて、VirtualBox を使った仮想OS設定手順についてご紹介いたしました。
今回は、前々回の手順で作成した仮想マシンのネットワーク設定を、ブリッジモードに変更する手順についてのメモです。
ブリッジモードに変更することで、ホストOSとゲストOSが同じネットワークセグメント内で疎通をとること等が可能になります。

ホストOSの環境

ネットワーク環境

  • ネットワークアドレス:192.168.0.0 / 24*1

ブリッジ接続設定


  1. ホストOSをネットワークに接続します。

  2. VirtualBox を開きます。

  3. VirtualBox 画面にて xubuntu10.04 を選択し、画面左上の Settings をクリックします。

  4. Network タブを開きます。「Attached to」の項目が”NAT”となっているところを”Bridged Adapter”に変更し、OK をクリックします。

ブリッジ接続設定の確認

  1. xubuntu10.04 の仮想OSを起動します。

  2. 起動&ログイン後ネットワーク設定を確認します。ターミナルソフトを起動し、「ifconfig」と入力します。「192.162.0.*」のアドレスが取得できているかを確認します*2
    上記では、192.162.0.3 のアドレスを取得しています。ホストOSとゲストOSが同じネットワークセグメント内にある状態となりました。

  3. ブラウザを開き、インターネットに接続できるかを確認します。

ホストOS - ゲストOS 間では、それぞれのIPアドレスを指定して疎通がとれる状態になりました。

*1:このネットワーク内では 192.168.0.1 の端末がDHCPサーバ機能のあるルータ兼モデムとなります

*2:固定IPアドレスではなく、DHCPによるIPアドレス取得設定になっています